2020年12月20日(日)に第32回全国高校女子駅伝と第71回全国高校男子駅伝が開催されます。今年はコロナウイルスの影響で開催自体が危ぶまれましたが、予選会をトラックの周回コースで開催したり等で無事47都道府県代表が決まりました。
リンク:全国高校駅伝公式ホームページ
本記事では優勝予想と注目選手を紹介します!
もくじ
全国高校駅伝 優勝予想
女子
★ 神村学園
〇 仙台育英
△ 立命館宇治、須磨学園、世羅
女子は今年も神村学園と仙台育英の一騎打ちになるでしょう。神村学園は留学生シンシア選手をはじめとした3年生が強力で、仙台育英は日本選手権1500mで2位となった米澤選手をはじめとした2年生が強力です。そんな2校を比較した際に、昨年負けた悔しさが強く、3年生が意地を見せてくれそうな分神村学園に分があるかと見ています。仙台育英が優勝するとしたら、故障明けの小海選手が昨年と同等以上の走りをすることが必須と見ています。
男子
★ 佐久長聖
〇 世羅
△ 仙台育英、大牟田、小林
今年の男子は昨年以上のスピード駅伝で、後半の6・7区までもつれる気がします。そうすると後半区間にも強力な選手を置ける高校が優勝できるのではと思います。佐久長聖は伊藤・越・吉岡選手の3選手が5000m13分台の自己ベストを持ち、植松・長屋選手も含めて5選手が主要区間どこでも上位争いできるのが魅力です。世羅は留学生ムワンギ選手に新谷・森下・塩出選手と日本人3選手が5000m13分台の自己ベストを持ちます。さらに昨年優勝の仙台育英は、中央大学で大活躍している吉居大和選手の弟駿恭選手がトラック以上の活躍をしてくれることが期待されています。トラックの持ちタイム的には世羅が有力ですが、佐久長聖1年生に爆発力があり、日本人だけでも優勝してしまうのではと個人的に思っています。
注目選手
女子
三原 梓(立命館宇治) 3000m 9分02秒86
今大会3000m日本人最速記録を持つ選手。昨年は1区9位だったが、今年は区間賞を取って成長した姿を見せたい。
中須 瑠菜(神村学園) 3000m 9分08秒22
昨年はアンカー5区を出走し、秒差で襷をもらったものの逆転できなかった悔しさが強い選手。今年はリベンジを果たしたいところ。
米澤 奈々香(仙台育英) 3000m 9分03秒60
高校2年生ながら今年の日本選手権1500mで2位に入った選手。昨年は留学生が多く出走した2区だったが、今年は1区か5区で区間賞を目指したい。
男子
石田 洸介(東農大二) 5000m 13分34秒74
今年5000m日本人高校記録を樹立した選手。大迫傑選手主催のSuger Eliteにも参加し、高校駅伝でも1区日本人最高記録の樹立が期待される。
吉岡 大翔(佐久長聖) 5000m 13分50秒27
高校1年生ながら5000m13分台も記録したスーパールーキー。上級生も強いため何区かは不明だが、度肝を抜く快走を見せてほしい。
鶴川 正也(九州学院) 5000m 13分45秒28
昨年は1区3位で石田選手よりも先着している。今年は1区区間賞を獲得し、ロードでは自分が世代NO.1であることを証明したい。
まとめ
今年は男女ともに大会記録の更新が期待されます。
今までにない高速レースで視聴者を楽しませてほしいです!