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【箱根駅伝2021】東洋大学 1年で戻した箱根の強さと優勝に向けた一歩

 

「箱根駅伝11年連続3位以内」

 

あの平成の常勝軍団駒澤大学でも達成していない、戦国駅伝の現代では相当困難な記録を作った大学が東洋大学である。しかし昨年の箱根駅伝はシード権ギリギリの10位で3位以内の記録は途絶えてしまった。

 

何より痛かったのが大学1・2年時に1区で区間賞を獲得した西山選手の不調だった。ユニバーシアードに出場したまでは良かったが、三大駅伝は全て不本意な結果だった。現在日本最強ランナー相澤選手が結果を残しても、もう1人のエース西山選手が不調ではどうしようもなかった。

西山選手が最終学年の今年はコロナウイルス感染症の影響で記録会も少なかったが、10月に当時今季日本人学生最速の10000m28分03秒94を記録し、復活となりそうだった。全日本大学駅伝は6区まで何とか粘り、7区西山選手に優勝の可能性を賭けた。しかし序盤から走りが固く、優勝が遠のく結果となってしまった。結局6位でシード権獲得をするのが精一杯だった。

 

今回の箱根駅伝も東洋大学の命運は西山選手次第とされていた。1・2年時のような走りなら優勝争い、3年時の走りだと厳しい結果が待っているかもしれない‥今回の1区は西山選手ではなかった。

代わりの1区は児玉選手。序盤からスローペースにもかかわらず最後尾にいたのは東洋ファンとしては心配でたまらなかっただろう。それでも六郷橋手前で位置を上げ、結果的には9位で襷を渡すことができた。そして2区のルーキー松山選手が何より素晴らしかった。集団で安定した走りを見せ、見事日本人1年生歴代2位の1時間7分15秒だった。来年以降も安心して2区を任せられるのは大きいだろう。3区前田・4区吉川と順位を守り、5区は昨年区間賞の宮下選手。向かい風でも安定した走りを見せ、順位を2位まで上げて往路を終えることに成功した。

 

そして復路の当日変更。7区に西山選手が登録された。間違いなく優勝するために7区が勝負と酒井監督は考えた。しかし6区九嶋選手が4位に順位を落としてしまい、西山選手に渡った。目の前にいる東海大学本間選手に追いついたが、10km付近で遅れてしまった。結局区間12位と結果を残せず、優勝は絶望的となった。

8区野口・9区小田の4年生がまずまずの結果で、アンカー清野選手に3位キープが託された。青山学院大学中倉選手に追いつかれたが、ラスト2kmで突き放し、見事総合3位を達成した。

 

西山選手は苦しかったが、昨年との違いは他の選手が上手くカバーしたところだろう。相変わらず主力に故障者が続出するのは勿体ないが、松山選手を中心に下級生の活躍が今後楽しみである。

 

第97回箱根駅伝の結果(東洋大学)

総合順位 3位(11時間00分56秒)

往路順位 2位(5時間30分22秒)

復路順位 9位(5時間30分34秒)

区間 選手名 学年 区間記録 区間順位 チーム順位
1区 児玉 悠輔 2 1:03:24 9位
2区 松山 和希 1 1:07:15 4位 9→5
3区 前田 義弘 2 1:03:55 8位 5→5
4区 吉川 洋次 4 1:03:39 6位 5→5
5区 宮下 隼人 3 1:12:09 3位 5→2
6区 九嶋 恵舜 1 1:00:05 14位 2→4
7区 西山 和弥 4 1:04:54 12位 4→4
8区 野口 英希 4 1:04:15 2位 4→3
9区 小田 太賀 4 1:10:08 7位 3→3
10区 清野 太雅 2 1:11:12 9位 3→3
大澤 駿 4
久保田 悠月 2
佐藤 真優 1
村上 太一 1
蝦夷森 章太 3
腰塚 遥人 3

 

 

まとめ

来年は西山選手の高校の後輩石田洸介選手が入学する。

下級生が中心となり、本当に強い東洋大学の復活が期待される。

令和でも箱根駅伝に強い東洋大学が続くことに期待したい!

 

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区間エントリーおよび当日変更予想はこちら↓

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◎箱根駅伝公式サイト

 

本記事の著者

24才 ランニング歴5年
箱根駅伝は小学生の頃から毎年見ており、初代山の神今井正人選手の活躍から知っている
ハーフのPB:1時間25分28秒
フ ルのPB:3時間37分59秒

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