2021年1月2・3日に開催される第97回箱根駅伝の区間エントリーが12月29日に発表されました。
本記事では箱根駅伝出場校の区間エントリーから当日の出走者を予想し、各区間の区間賞を予想していきます。
なお、当日変更の予想も踏まえて予想しています。
区間エントリーおよび当日変更予想はこちら↓
箱根駅伝2021 区間エントリー発表!各大学の戦力分析と当日変更予想は?
✔本記事の著者
箱根駅伝は小学生の頃から毎年見ており、初代山の神今井正人選手の活躍から知っている
ハーフのPB:1時間25分28秒
フ ルのPB:3時間37分59秒
もくじ
箱根駅伝2021 各区間の区間賞予想(往路)
1区
◎塩澤 稀夕(東海大学)
○三浦 龍司(順天堂大学)
△藤木 宏太(國學院大學)
1区については区間エントリーの段階では伏せてきている大学が多くあり、不透明な部分も多いでしょう。
本命はエントリー変更で入ってくる予想の塩澤選手か。トラック・ロードともに実績は十分で、ハイペースでも六郷橋でもスパート勝負でも対応可能と見ています。
それを追う候補は現時点でエントリーされている三浦選手でしょう。全日本大学駅伝で見せたスパートは誰も勝てないと思うので、勝つならラスト1kmでしょうか。
その他だと藤木選手や青山学院大学吉田選手、早稲田大学井川選手、中央大学吉居選手、城西大学砂岡選手の可能性があると見ています。どちらにしても全チームトップと秒差でつなぐことが目標でしょう。
2区
◎R・ヴィンセント(国士舘大学)
○名取 燎太(東海大学)
△田澤 廉(駒澤大学)
2区は多くの大学が区間エントリーの時点で明かしていますが、区間賞候補の東京国際大学ヴィンセント選手や拓殖大学ラジニ選手が入ってこなさそうなのでやや荒れるかもしれません。
区間賞候補筆頭は国士舘大学のヴィンセント選手でしょう。昨年より良い位置で襷をもらえれば天候次第では5分台も狙えそうです。
追うのは全日本大学駅伝8区でデッドヒートを繰り広げた名取選手と田澤選手でしょう。箱根駅伝だとやや名取選手に分があると見ていますが、田澤選手のポテンシャルも捨てがたいものがあります。
その他では東京国際大学ムセンビ選手、創価大学ムルワ選手、日本体育大学池田選手などが候補でしょう。青山学院大学は中村選手で粘るのが目標なので、他の優勝を目指す大学はここで差がほしいところです。
3区
◎中谷 雄飛(早稲田大学)
○P・オニエゴ(山梨学院大学)
△遠藤 大地(帝京大学)
3区はほとんどの大学が伏せてきており、そもそも誰が走るのか当てるところから大変です。
本命は中谷選手でしょうか。1区なら話が変わってきますが、エントリーされれば適正的にも区間賞を取りそうな気がします。
追うのはオニエゴ選手でしょうか。こちらもエントリーされるか怪しいですが、今シーズンの成長からすると有力でしょう。
また昨年日本人トップだった遠藤選手は全日本大学駅伝から調子を戻していれば最有力かもしれません。
その他はエントリーされた場合ですが青山学院大学の神林選手、東海大学塩澤選手の可能性があります。現時点では各大学不明なところも多く、当日になってみないとといったところでしょう。
4区
◎飯田 貴之(青山学院大学)
○小袖 英人(明治大学)
△河東 寛大(國學院大學)
4区も主要大学が伏せてきており全く読めません。ただここ数年よりはタイムが遅くなり、レベル的には乗り切る感じで考えている大学が多そうです。
本命はエントリーされれば飯田選手でしょう。全日本大学駅伝は回避しましたが、5区でなければ4区での快走が期待されます。
追うのが小袖選手と河東選手あたりでしょうか。どちらも4区かは微妙な気がしますが。
もしこの3人がエントリーされなければ駒澤大学の酒井選手や早稲田大学鈴木選手にチャンスがありそうです。
5区
◎宮下 隼人(東洋大学)
○西田 壮志(東海大学)
△鈴木 芽吹(駒澤大学)
5区は宮下選手と西田選手は順当にエントリーしてきましたが、他の主要大学は誰が走るか区間エントリーを見るだけではまだはっきりしていない感じです。
本命はやはり昨年の区間賞宮下選手。天候が悪く寒いことも予想されていますが、さらに本命感が強まっているともいえます。
追うのが西田選手。昨年は体調不良でしたが、今回は万全なため宮下選手にも勝つ可能性があります。
そしてもしエントリーされればですが、ダークホースに鈴木選手をあげます。もし区間賞を1年生から取るようなら山の神かもしれません。
その他だと創価大学三上選手、順天堂大学津田選手、法政大学清家選手などがダークホース候補です。また青山学院大学飯田選手が今年も5区なら当然区間賞候補でしょう。