こんな疑問を解決するために、おすすめのランニングシューズを紹介します。
本記事の内容
2.ランニングシューズを選ぶ3つの基準
3.ランニングシューズを長く使うためには?
本記事の著者
初期の2年位は週1~2程度だったが、今では雨の日以外はほぼ毎日ランニングしている
ハーフのPB:1時間25分28秒
フ ルのPB:3時間37分59秒
もくじ
日々のジョギングで使えるおすすめのランニングシューズ5選
さっそくですが、おすすめのランニングシューズを紹介していきます。今回は有名メーカーから1足ずつ、計5足選ばせていただきました。どれもおすすめできるので、これから挙げる特徴や見た目などから判断し、最後は好みで選んでもらっていいと思います!
おすすめのランニングシューズ
①ナイキ エア ズーム ペガサス 37:ナイキ
1つ目はNIKEのナイキ エア ズーム ペガサス37です。
男子マラソン日本記録保持者の大迫傑選手や女子ハーフマラソン日本記録保持者の新谷仁美選手がジョギングで使用しており、私もランニング練習のメインで使っています。
ナイキ エア ズーム ペガサス 37の特徴
- 底が厚い(特にかかとの方)
- クッション性が高い
- 反発性に優れる
最近流行りの厚底シューズで、前作(ペガサス36)の「クシュロン素材」から「リアクトフォーム」にミッドソールが変更されたことにより、反発性が強くなりました。
私の個人的な感想としては、最近流行りの厚底ランニングシューズの中でも安定性に優れていて、1km4分半くらいのペースならハーフ位までなら安定して押していける感じがします。
価格は9,000~14,000円が相場です。1km4分半~5分半くらいのペースで練習する厚底シューズが好きなランナーに特におすすめです!
②GEL-KAYANO 27:アシックス
2つ目はアシックスのGEL-KAYANO 27です。
アシックスのシューズは、一般的な日本人の足にフィットする作りとなっており、GEL-KAYANO 27も履き心地さがあります。
GEL-KAYANO 27の特徴
- フィット感に優れている
- クッション性が高い
- 通気性に優れる
シャンクとミッドソールの間の空間によって、踏み込み時のソールが変形することによりクッション性が高く、安定性を出しています。
私の個人的な感想としては、フィット感に優れているので、練習で長い距離を走っても足へのダメージが軽減される感じがします。
価格は13,000~18,000円が相場でやや高めですが、練習距離が長めで、特にミッドフット走法のランナーにおすすめです!
③adizero RC 2:アディダス
3つ目は、アディダスのadizero RC 2です。
アディダスは他のメーカーに比べると安価です。10,000円以下でも高い機能をもったシューズが多くあり、adizero RC 2もその1つです。
adizero RC 2の特徴
- 安くて軽い
- 内側からの固定感があって、ぶれにくい
27cmの片足重量が198gで、初心者向けの250gよりも軽いため、スピードトレーニングに優れています。
私の個人的な感想としては、軽さがあるため、スピード重視で短い距離を走って足を作れる感じがします。また、固定感を出す影響で幅がやや狭いですが、サイズとしては他とそこまで変わらないのを選んでよいかと思います。
価格は5,000~10,000円が相場で、買う場所によっては普通の靴と同じくらいの価格で中級者向けのシューズが手に入れられます。スピードを重視しながら長距離を走っていく足をつくりたいランナーにおすすめです!
④FRESH FOAM BEACON:ニューバランス
4つ目は、ニューバランスのFRESH FOAM BEACONです。
この商品は神野大地選手が練習で愛用しており、厚底で重そうに見えますが、持ってみるとすごく軽いです。
FRESH FOAM BEACONの特徴
- クッショニングに優れる
- 軽さを感じやすいため、足を上げやすい
フワッとした感触によって、ピッチを刻みやすく、安定したランニングを行えます。
私の個人的な感想としては、少し遅めのペースで長い距離を積むのに優れている気がします。ニューバランスは、薄底のHANZOシリーズと組み合わせて使うとより練習の効果があると思います。
価格は6,000~12,000円が相場で、フルマラソンを目指して長い距離を練習したいランナーにおすすめです!
⑤ウエーブライダー23:ミズノ
5つ目は、ミズノのウエーブライダー23です。
ミズノもアシックス同様、日本人の足に合わせたサイズ感であるため、フィット感に優れています。
ウエーブライダー23の特徴
- ソールが坂道構造で、接地時間を短くしやすい
- どの走法でも安定して使うことができる
足の外側へのサポート感があるため、走法関係なく安定性にとても優れています。
私の個人的な感想としては、初心者で走法が安定していなくても足を痛めにくいので、ランニング歴が浅くても使いやすいと思います。
価格は8,000~15,000円が相場で、ランニング初心者や長い距離を走ると足を痛めてしまいがちなランナーにおすすめです!
ランニングシューズを選ぶ3つの基準
ここまでおすすめのランニングシューズを紹介してきましたが、
といった悩みをもった方もいるでしょう。
ここからは、様々なメーカーや種類がある中から、自分に合ったランニングシューズを選ぶための3つの基準を紹介します!
基準1:走るペース(1kmを何分で走るか?)
まずは、走るペースについてを確認します。スポーツショップで売っているランニングシューズには、1km何分で走るシューズかという目安が書いてあります。したがって、自分が1km何分くらいで走るために欲しいのかというのを確認しましょう。
具体的な例を出すと、初心者は1km6分以上、中級者は1km5分くらい、中級者の大会用や上級者のジョギングでは1km4分くらい、大会で上位入賞を狙うレベルだと1km4分以下です。
また、ランニング歴が浅い人ほど、スポーツショップで買いましょう。ペース目安が書いてあるのでそれを見て考えたほうがよいことに加え、メーカーによってサイズ感が違うので、実際に試着した方がよいと思います。
基準2:走法(着地の仕方)
ランニングにおける足の着地の仕方は3つあります。
①ミッドフット走法(足全体で着地する)
②フォアフット走法(つま先の方で着地する)
③ヒールストライク(かかとで着地する)
一般的なランナーはミッドフット走法です。また、フルマラソンくらい長い距離を走るランナーだとヒールストライクの方も増えてきます。
正直3つの走法に関しては個人的に合う着地方法で良いのですが、ランニングシューズにはどの着地方法に優れたものかというのがあります。したがって、先ほどのペースによって絞ったランニングシューズの中で、着地方法によって合うものを選んで行きましょう。
具体的には、底全面が同じ厚さのシューズはミッドフット走法やヒールストライク、薄底のシューズはフォアフット走法かミッドフット走法、最近流行りのかかと部が厚く、つま先部がせりあがっているシューズはフォアフット走法向きと言えます。
基準3:スピード重視か安定性重視か?
基準1でペースによって決めましょうって言いましたが、同じ1km5分でも人によって感じ方が違います。1km5分がハイペースに感じる人とスローペースに感じる人がいるということです。
端的に言えば、買いたいランニングシューズのペースがハイペースに感じる人はスピード重視で選んでいるので、軽さを重視しましょう。スローペースに感じる人はジョギング用で安定性重視で選んでいるので、クッション性を重視しましょう。
基準を3つ紹介しましたが、この基準さえ満たしていればあとはデザイン性などの好みで決めていいと思います。
ランニングシューズを長く使うためには?
自分に合ったランニングシューズを購入して、日々のランニングで気持ちよく使っていても、いつかは寿命を迎えます。
距離にしてみれば、約1000km走れば買い替え時期でしょう。また、スピード練習で使用するシューズだと、シューズに負荷が大きくかかるため、500~600kmで寿命を迎えてしまうでしょう。
シューズの見た目としては、底が削れて、中のソールが剝き出しになってきたら買い替え時といえるでしょう。
できる限り寿命を伸ばし、ランニングシューズを長く使うためには、正しい走り方で、定期的に洗うなどのメンテナンスが重要です。
特に、間違った着地の仕方や、片足に大きく重心がかかっているとすぐにソールが削れてしまい、予想以上に早く劣化してしまいます。
したがって、きれいなフォームで走ることを心がけてランニングすることが、シューズを長持ちさせるために重要です。
また、ほぼ毎日ランニングする方は、シューズを2~3足用意し、ローテーションしながら使った方が長持ちしやすいです。
シューズにも人間と同じく、休息を与えることで回復するので、10km以上の長距離の練習をしたシューズは、1~2日休ませたほうがよいです。
まとめ
今回は、おすすめのランニングシューズを紹介し、ランニングシューズの選び方や長持ちさせる方法を簡単に紹介させていただきました。
ランニングシューズは普通のシューズよりも値段が高いので、正しいフォームで練習し、できる限り長く使えるようにしましょう!
最後に、もう一度おすすめのランニングシューズのリンクを掲載しておきます。
みなさん自分に合ったランニングシューズを選び、快適なランニングができることを祈っています!