4年生が9人エントリーされた日本体育大学。
初出場から最長の73年連続出場の伝統校だが、近年は本領発揮といかない。その大きな要因は専任の監督不在だった。それでも今年は長野東高校で結果を残した玉城監督が7月に就任した。
箱根駅伝予選会は6位、全日本大学駅伝は12位とまずまずの結果だったが、伝統校はこれで満足しない。あくまでもシード権復帰を目指した。
作戦として1・2区に藤本・池田と主力を並べ、3~5区の往路は粘る。そして復路でシード権を維持することだった。1・2区は上手くはまった。特に2区の池田選手は日体大記録である1983年大塚正美氏の記録を38年ぶりに塗りかえた。2区終了時点で4位は良かったが、3~5区で15位まで落としてしまい、シード権は遠のいてしまった。復路は野上選手が区間5位だったのは良かったが、1つ順位を上げるので精一杯だった。
今年のエントリーメンバーが9人抜ける来年の箱根駅伝予選会は非常に大変だろう。伝統を守るために74年連続出場を果たしてほしい。
第97回箱根駅伝の結果(日本体育大学)
総合順位 14位(11時間10分24秒)
往路順位 15位(5時間36分38秒)
復路順位 13位(5時間33分46秒)
区間 | 選手名 | 学年 | 区間記録 | 区間順位 | チーム順位 |
1区 | 藤本 珠輝 | 2 | 1:03:22 | 8位 | 8 |
2区 | 池田 耀平 | 4 | 1:07:14 | 3位 | 8→4 |
3区 | 岩室 天輝 | 4 | 1:04:40 | 11位 | 4→10 |
4区 | 福住 賢翔 | 4 | 1:05:31 | 17位 | 10→11 |
5区 | 村越 凌太 | 2 | 1:15:51 | 16位 | 11→15 |
6区 | 菅沼 隆佑 | 4 | 1:00:22 | 17位 | 15→16 |
7区 | 森下 滉太 | 4 | 1:04:25 | 9位 | 16→14 |
8区 | 大内 宏樹 | 3 | 1:07:06 | 17位 | 14→16 |
9区 | 野上 翔大 | 4 | 1:09:49 | 5位 | 16→14 |
10区 | 名村 樹哉 | 2 | 1:12:04 | 17位 | 14→14 |
ー | 大内 一輝 | 4 | |||
ー | 佐藤 慎巴 | 3 | |||
ー | 盛本 聖也 | 2 | |||
ー | 岡嶋 翼 | 3 | |||
ー | 亀田 優太朗 | 4 | |||
ー | 嶋野 太海 | 4 |
まとめ
エース池田選手は大学世代NO.1ランナーと言ってもいい。
来年は池田選手に次ぐエースの誕生を期待したい。
伝統校として箱根駅伝連続出場記録を守ってほしい!
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✔本記事の著者
箱根駅伝は小学生の頃から毎年見ており、初代山の神今井正人選手の活躍から知っている
ハーフのPB:1時間25分28秒
フ ルのPB:3時間37分59秒